現在、日本のひきこもり者数は、四十五才以上61万人、四十五才未満54万人です。なんと多いことでしょう。異常な数字です。これは、子ども・若者が学校によって追い詰められ、自分が自分であることの喜びを奪われ、主体性を喪失した結果であると私たちは考えます。学校を卒業した後も、学校的な文化によって操作されて自由な発想が湧いて来ません。
この現状を打破するには、登校拒否の子を持つ母親を徹底的に支え、お母さん方に元気になってもらい、たとえわが子が不登校であっても多様でエネルギッシュな人生が開けるんだということを実感してもらうことだと考えます。そうすれば、学校を怖がらず、学校とほど良い距離を保って生きていける子が育つと思います。
そうすれば、学校を卒業して就職してからも、会社にのめり込まず、自分を大事にし家庭を大事にする人間に成長すると思います。その結果として、企業の論理に主体性を奪われてしまって、ひきこもることになる企業戦士もいなくなります。まわりくどいようですが、登校拒否の子を持つ母親を徹底的に支え、そのお子さんが、自分が自分であることの喜びに目覚め、生きるエネルギー回復させることが私たちの活動の目的です。